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【POINT005】暗黒の力

  • yakospon
  • 2018年4月27日
  • 読了時間: 2分

本編では、悲しみや怒り、嫌悪や憎悪、そして恐怖など、良くない物の象徴として「暗黒の力(闇の力)」という概念が登場します。これは心の弱さと深く関係しているようです。 ※13話で「タゴモンの海」と呼ばれる、デジタルワールドとも異なる世界である「暗黒の海」の存在が明らかになります。 そして、心の隙につけこまれた賢は、暗黒の種を埋め込まれ、後にデジモンカイザーとなり残虐な行為を繰り返すようになります。少しづつ心が壊れていく中、現実世界でのストレスを全てDWで発散させていました。

彼にとって、DWでの出来事は全てゲームの中でのことでしかありませんでした。 キメラモンが倒され、ワームモンとの別れを経験し、デジモンたちに命があると諭され、ようやく正気を取り戻していきます。 「こうなったら全てやり直しだ。DWをリセットしてやる!」 「DWをリセットするだって?」 「だから、一度家に戻ってパソコンのデ-タを全て消去して始めからやり直すんだ」 「…お前、何言ってるんだよ?」 「本気で言ってるの? パソコンのデ-タを消したらDWがリセット出来るなんて…」 「とんでもない思い違いだよ!DWを何だと思っているんだ」 「DWはゲ-ムの世界じゃありません!リセットするなんて、出来ないんです」

闇の本当の恐ろしさを自らの経験から理解し、その力を嫌悪していたタケルや ダゴモンの海へいざなわれ、闇を恐れていたヒカリもまた 一歩踏み出すこととなります。

最終回に繋がる、02において重要なキーワードになったのではないでしょうか。 「闇を見つめる者は気を付けなければならない。闇もまた等しく己をみるからだ。」 「闇は確かに恐ろしいものだけど、全てつぶしておいた方が安心かもしれないけど、でもきっとそれは不可能なんだ。光がある所には必ず闇が存在するんだ。だからどんな暗い闇の中でも心に光を失わない事が大切なんだ。」


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